あなた中毒
ドラッグ3
少しして平山先生が現れ松西は手術室に入った
俺は待ち合い室でただ手を合わせ神に頼るしかなかった
「服部くん、起きて下さい」
ゆさゆさと身体を揺らされ目を開いた
どうやらいつの間にか眠りに落ちていたようだ
「平山先生………?
松西は!?」
目が覚めたと同時に頭も目覚め頭で考えるより口に出ていた
「手術は成功したわ。だけどもうギリギリの状態なの」
平山先生はしっかり俺の目を見つめ静かに口を開いた