王子と王子の愛しの姫(仮)




私達はオフィスの中に入った。





「おはようございます。鈴木蘭さん。




私は、スウィートローズの社長。谷すみれよ。



よろしくね」




社長は女性だったのか・・・




「鈴木蘭です。よろしくお願いします」




「早速ですけど蘭さんは女優としての活動を中心にしたいなと思っています」




女優・・・い・・・いきなり!?普通、モデルからとかじゃないの!?



「よかったじゃん!蘭!小学生のころ、女優になりたいって言ってたし。」



「う・・うん!」



そう・・・私は女優になりたかったのだ。




行事の劇とかでは絶対主役に立候補し、オーディションを受け、いつも主役を勝ち取っていた。そして、中学も演劇部に入った。



「そうなのですか。では・・・この方針で活動するということでいいでしょうか?」




「「はい」」





「ではこの契約書に・・・」




スッと社長は紙を出した。




そして全部の項目に記入し・・・



お母さんが判子を持つ。




判子を持つ手が震えている。



判子を押したら、もう『スウィートローズに所属してる女優』



となる。
























ポン・・・
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