*オレンジ色の空*
「あぁ」



そういって、口元でにやりと笑った。





あることをふと思い出して、私は、右京に聞いてみることにした。






「この制服・・・」




「気に入らなかったか?」




「ううん。すごく可愛いけど、右京がデザインしたって・・・」





「ああ。俺、自分の会社持ってるからな。

 まぁ、社長っていうのも年齢足りないから、社長は俺の信頼できるやつがなってるけど?」




なんか、すごいことをさらっと!!





「へ、へぇ・・・」



私は驚きすぎて、



あいまいな返事しか返すことができなくなっていた。
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