願望恋愛♪ ~もしも・・・~

オレは、芽依のいる場所まで
速足で向かった

向かう最中、
一人の男が、芽依の腕を引っ張ろうと
肘に手をかけた


冗談じゃねぇよっ!


芽依の傍に駆け寄った


「お前ら何やってンだよっ!

オレのツレに何か用かっ?」


ぶん殴りたい衝動に駆られたが
ガン飛ばしたオレの形相が
相手にはかなりビビったらしく
芽依にかけてた手を離し
逃げて行った


「ったくっ…

芽依…
大丈夫かっ?!」


触られた肘の部分を
さすりながら
少し、不安そうな表情


「う…うん…
大丈夫だよ…」



「そっか…

それならいいけど…

他になにもされてないよな?」


「うん

ありがと…芳樹くん…」


オレを見上げ
微笑む顔がたまらなくカワイイ…


「あ、あぁ…
じゃ…行くぞ」


緩んだ口元を
芽依に見られたくなかったから
クルリと後ろを向き
改札へと歩き出した


「あ、まってよ
芳樹くん…」


オレの跡を小走りでついてくる姿も
きっとカワイイと思うけど
俺の表情をみられたくなかったから
そんまま進んだ


う…

オレ…

完璧…

ハマってるよな…








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