He
ガラッ
教室の部屋のドアがあいた途端
私の心臓大きく跳ねて
ドキドキして、恋する女の子みたいに
心臓が脈だった
先生がいった一言で教室はざわついたのだけれど
今は、静まりかえっている
転校生が今足を
一歩を
この教室に踏み出す
期待しすぎている私の心臓は
脈だっていたけど
ばかだったのは、私だった
ばか
ばか
ばか
ばか
ばか
バカ。
それは、ただの思い違いで
やっぱりそんな事はなかったんだ。