-夏希-君の笑顔に救われた

「…ねぇ…ねぇ起きて
よ…起きてよ」


うるせーな


「起ーきーてー」


「うるせーな、なんだよ!」

目を開けると目の前に
1人の女が座っていた。


ニコッ

「やっと起きた〜」





「…お前だれ?」


「全然起きなかったんだよぉ」


「…お前だれ?」

「起こすの大変だったし」

「…お前だれ?」

「てかここあたしの場所だし」

「…」

なんだこいつ


「お前がだれかって聞いてんだけど!」


「あたし、森夏希!」


やっと通じた…
てか初めて聞いた名前。


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