モ ウ ソ ウ


「よう!祐介!」

隣のクラスに
顔を出すと幼なじみの
雄太が声をかけてきた。


「雄太!松井って奴どこにいるか分かる?」


「ああー。あいつ。」

俺が問いかけると
雄太が1人の男を
指差した。


指先を見ると
メガネをかけて
本を読んでいる。

周り人はいなく
孤立しているようだ。
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