星降る夜にサンタにKissを
「ごめん苺実・・これは現実なんだ。」
耳元で囁かれる、ちょっぴり低くて甘い声。
2週間温もりも声も聞けなかったアタシの頭が、これは本物の三汰だって体中に伝えていく
「本当に三汰・・・??」
薄茶色の瞳がアタシの瞳に優しく語りかけて、口元を上げ笑顔になった
「本物だよ?ホラ、触って♪」
両手を取って、自分の顔をペタペタ触らせる
三汰の感触・・・・
ずっと逢いたかった三汰・・
「苺実・・・泣かないで・・」
涙は突然やってくる
大好きな人の温もりを感じただけで、感情が高ぶった
「三・・・汰ぁぁぁ・・・」
堰を切ったように涙が零れる
三汰は困惑しながらも、ずっと抱きしめていてくれた
「三汰・・・」
「ん??泣き止んだ?」
「なんでそんな変なカッコなの・・」
ズズッと鼻水をすすった
指輪から出てきたり真っ白いサンタの格好したり、聞きたいことが一杯ある。
「あぁ・・・だよね。う〜んと、何から説明しようかな・・」
鼻の頭をポリポリと掻いて、曖昧に笑う。
「あっとね・・・まず俺、実は、」
大きく深呼吸した