星降る夜にサンタにKissを
−−カラン・・
さっき掃除機をかけた絨毯の上に指輪が落ちて音を立てた
ベットに座りただ唖然とするワタシの前に三汰の姿
「苺実・・・・」
「ま・・・待って!!!」
口を開きかけた三汰の言葉を遮った
だって変だよ。アタシの頭が正常ならこれは変な事でしょ!!
夢・・・夢なのかな・・・
夢なら人間が指輪から出てくるなんていうのも、ありかななんて思える。
「苺…………」
「待って、黙って!!今頭を整理するから。もしかしたら夢かもしれないし・・・」
「ゆ・・め??」
「うん!!アタシ、三汰に逢いたくなりすぎて幻覚とか夢とか見てるのかも・・・」
じゃなくちゃこの状況がリアルなはずがない
頭を抱えてしばらく考えてみた。夢なら覚めるはずだから起きてみようともした。
だけど覚めるはずもなく、自分の置かれている状況が現実みたいに見える
頭を揺すったり、目を擦りつけるアタシ
三汰はしばらく見ていたけど、クスッと笑って
身体を傾けアタシを抱き寄せて、子犬をあやすように頭を2回撫でた