星降る夜にサンタにKissを

真っ白な雪みたいな肌

唇は真っ赤に染められ、その赤さが白い肌をより一層引き立てた


母親の趣味なのか、お姫様のような天蓋付きのベットに眠る女の子は、お伽話の国に住む白雪姫みたいに可愛らしかった。


「ここで最後だな。さぁ始めよう」

父さんの声で現実に引き戻される

「う・・・うん。」


俺は女の子に目を奪われていた

小さい胸がドキドキと音を刻んだけど感じない振りをする。


いや、幼過ぎてそれがどんなドキドキだったか分からないだけだったのかもな


父さんが女の子に手をかざすと、淡い色に光る球が現れて、小さな女の子の願いを映し出した


今日一日で数え切れない程の家に行って願いを叶えたけど

少女がどんな願いを欲してるのかすごく興味があって、球に見入った


「ほほぉ、、、なんて可愛らしい願いだ・・・・」


父さんが微笑んで魔法の粉をポケットにしまう

「どれ・・・・」


女の子の願いに魔法はいらなかった。


だって彼女の願いは


「見てごらん、三汰・・・・」


サンタクロースに手紙とプレゼントを渡すことだったから




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