俺様☆執事にご用心!
「…わぁ、すごく美味しい!」
「うん、黒崎さんの紅茶も美味しかったけど、樋浦さんのも負けないくらい」
美紗と有紀菜がそれぞれの感想を漏らす。
「ありがとうございます。そう言ってくださると光栄です」
私は黙ってもう一度お茶を啜った。
そして一時間後。
「あ、もうこんな時間…。面会時間が過ぎちゃう!」
時計は6時を指していた。
「莉央、これから黒崎さんのとこに行くの?」
「うん、毎日行かないと落ち着かなくて…」