俺様☆執事にご用心!
「あっ、すみません…つい。こ、こっちの方が嫌…ですよね?」
黒崎さんは一気に顔を赤くして前言撤回する。
「別に…あの……嫌じゃ…ないで…す」
私も顔を真っ赤にして答えた。
「…し、失礼します…っ」
布団の中は既に黒崎さんの体温で温められていた。
黒崎さんは私の髪を撫でると、額にキスをして目を閉じた。
私も目を閉じて眠ろうとしたけど、緊張のせいかあまり眠ることはできなかった。
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