恋は翼に乗って~アロハ・ハネムーン~



「分かった分かった、ほらお二人がこっちを見ておられるぞ。笑って答えろ」



兼高が、二人の方向に右手を振ってそう言った。



「ふぁーい」



兼高に続いて、瑠美はぎこちない笑顔で老夫婦のもとへ駆けていった。
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