茜色
『あ、あたしでいいの?』
そう聞くと、蓮はフッと笑い
「茜がいいの。むしろ茜じゃないとダメなんだよ。」
この言葉にあたしはまた泣いてしまった。
蓮はそんなあたしに何も言わず、ただ優しく抱き締めてくれる。
最近泣いてばっかりだ。
多分、この涙の量は蓮に対する気持ちなのだろう。
30分してあたしは泣き止んだ。
「もう大丈夫?」
『………ん。』
「で?返事は?」
そんなの決まってるじゃん……
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