可能性の種
彼女の母親は…日本でも有数な有名な繁華街でスナックを営んでいました。
そんな大きなスナックではなく、カウンターだけのお店のようでした。

彼女は中学受験をし、私立の中高一貫教育の学校に入学。
普通に通っていたんですが、高二の時に自主退学をした様子でした。

で何年かし、二十歳という節目に通信制高校に入学をされました。
それから通信制高校の三年間と私の浪人時代の一年、彼女と付き合う事になりました。

実は彼女、母親も公認で『愛人』をされていたんですね。
しかも…カタギでは無い職業の男性の『愛人』。
正直母親公認ってのに、ビックリしました!
だって普通じゃあ有り得ない話でしょう?
二十歳の時点で何年か『愛人』生活をされていたようです。

私立の中高一貫教育の学校を退学され通信制高校に入学されるまでの事は…全く分かりません。
ってか正直知りたく無いというか、想像を絶するような気がします(笑)。

でもそういう現状に生活しながら、どうして高校卒業という資格を手にしたかったんだろう?
私が知っている限りの彼女の性格は…まさに『女王キャラ』って感じでした。
< 22 / 144 >

この作品をシェア

pagetop