男前王子と泣き虫姫
1
《姫子》
「可愛いからって調子乗ってんじゃねーよ!」
「人の彼氏に手ぇだすな!」
・・・初めまして私ニノ原姫子です。
13才です。
今すっごい大変なことに巻き込まれちゃってます><
2,3年の先輩方に
なんでか目ぇつけられちゃって(泣)
毎日絡まれて・・・
うわ~~~ん(泣)
怖いょぉ><

《王子》
「王ちゃ~ん!」
理子が呼んでる。
アタシ 二ノ原王子。
よくおうじって呼ばれるけどおうこって読む。
まぁ今ゎそれどころじゃないんだけど。
「どしたの?」
「姫がまた絡まれてる!!」
「「まじ!?」」
あ 真と声が重なった。
真っていうのは、まぁ幼馴染。
「分かった。ありがと理子。
真ついてくんなよ!」
「絶対行く。」
「あ~も~(怒)」
仕方ないなあ、、、
「聖は?行くの?」
聖っていうのは真の双子の兄貴。
「ん~~行く。」
「分かった。」
「うわ!聖のことは止めなかった~!
おっこヒイキした~」
「うっさい!!早く行くよ!」
アタシ達は裏庭に急いだ。

《聖》
「聖は?行くの?」
王子が聞いてきた。
最近よく王子の妹の姫子が絡まれるみたいだ。
真は姫子の事が好きみたいだから
必ず付いていく。
(まぁいつも王子にイイトコ取られてるけど・・・)
一応俺も行く。付き添いで。
基本何もしないけど。
「ん~~行く。」
「分かった。」
まぁちょっと王子が心配だから。
「うわ!聖のことは止めなかった~!
おっこヒイキした~」
真が騒いでる・・・
我が弟ながらうるさすぎる。。。
「うっさい!!早く行くよ!」
パタパタパタ・・・
あ・・もう行ってる。
「おっこ待って~~!!聖行くぞっ!!」
「お~~」
王子は行動が早すぎる。。
そんな事を思いながら裏庭へ急いだ。
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