Voice〜彼の声〜



その時、ウサギのリュックサックからコロンと何かが転がっていった。


何か落ちた…。



涙を拭い落ちた物に目を懲らす。




「……なに…これ〜…」


涙と共に笑みが零れる。



創ちゃんらしい…。



私が気付くまで黙ってるつもりだったの?




「…創ちゃん…バカだよ」


小さなハートがついたおもちゃみたいな指輪を私は握りしめた…。



創ちゃんの不器用な愛情が好きだったよ…。



< 244 / 337 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop