Voice〜彼の声〜



創ちゃん…。


あの頃の私達が一番幸せだったね。


こうやってまた同じ教会に来てるのに、私は一人だよ。



あの時の創ちゃんの温もりも覚えてるのに…。



もう一度抱きしめてほしいよ。



「…っ〜…うぅ〜…」


創ちゃんから貰ったキーホルダーを握りしめながら、泣き崩れる。



神様が本当にいるのなら、創ちゃんに逢わせて下さい…。



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