空の大きさ


するとそこにいた田丸がやっぱり、


「だから清香がやってあげるって言ってるのにぃ」


と猫撫で声で言って来た。




正直なんでか分からない俺はやっぱり、


「いや、本当に大丈夫だから」


と言って断った。



すると不貞腐れたように田丸は健吾に寄って行く。



「健吾くん、空良くん冷たいよぉ」



やっぱり田丸はよく分からない。



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