空の大きさ


柄にもなくソワソワしてしまってそれが家族から見て一目瞭然だったらしい。



「あらー、今日はデート?」


「空良のくせに生意気よねー」


「空良、男はビシっと決めるんだぞ」




9時40分、家を出るときに家族全員がリビングにいた。


玄関へはリビングを通らないと行けない。


散々両親と姉ちゃんにからかわれて逃げた。




家から駅までは歩いて10分ぐらい。


だから本当はもう少しゆっくりできたんだろうけど....


胸のドキドキが収まらなくて早く家を出て来た。




結局駅に着いた時には9時50分だった。


軽く周りを見渡したけど堀内の姿は見えなかった。



まあ、まだあと10分もあるしな。




なんて自分にいい聞かせながらどんな格好で来るのかを考えていた。




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