空の大きさ
気付かないうちに時間は過ぎていたらしい。
携帯を見ると10時03分と表示されていた。
まあまだ3分過ぎただけだし、すぐ来るよな?
そう思っていたらパタパタと走る音が聞こえた
「ご、ごめん!」
そう言って俺の目の前に現れたのは息の切れた堀内だった。
「朝、出てくるときに、鍵が見つからなくて...」
まだ肩で息をしているから相当走って来てくれたのだろう。
「別にゆっくりで良かったのに」
と、口で言うものの慌てて来てくれた事が結構嬉しかったりする。
「とりあえず、おはよう」
そう言ってにっこり笑う堀内を見て改めて今日の格好を見てみる。
半袖で膝丈の白と紺のボーダーのワンピースの下にジーンズを無造作に足首までまくってある。
髪の毛は頭のてっぺんにこれまた無造作にお団子になってる。
手には大きめのクリーム色のトートバッグ。
靴は花柄のサンダル。
........か、可愛い。