空の大きさ


「ここでなんかしたいことある?」


くじら公園は色んな種類の滑り台があることと、海の中の魚や植物みたいな遊具が有名な公園。


休日はやはり子供連れの家族が多い。


「滑り台!ここにくるの久しぶりなの」


子供みたいなキラキラした目で即答する堀内。


「うし、じゃあ今日は子供心を取り戻すデーにするか」


俺だってここに来るのは久しぶりだ。


「うん!」




そう決めた俺たちはとりあえず公園にあるロッカーに堀内の荷物を置きに行く。


「重そうだけど何が入ってるんだ?」


「ふふ、内緒」


楽しそうな顔でそう言われたらそれ以上聞き出せなかった。




「それでは、子供心を取り戻すデー、開始します!」




俺のその一言で俺と堀内は同時に公園の一番大きい、くじらの形をした滑り台に向けて走り出した。





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