空の大きさ
「........」
言葉を無くすぐらいすごかった。
「あの、あのね?桐島の好きなものが分からなくて、だから好きそうなものを一通り作って来たんだけど...嫌いなものあった?」
何も言わない俺に不安を感じたらしい堀内は眉毛を八の字に下げ、心配そうな瞳で俺をじっと見つめる。
「....すっげー!」
海老フライ、ハンバーグ、唐揚げ、コロッケ、おにぎり、サラダ、鮭の塩焼き、果物。
「俺の好きな物ばっかなんだけど」
その豪華さに俺は笑顔になることしかできなかった。
そんな俺の顔を見て堀内の顔からも不安が消える。
「よ、良かったー」
ホッとしたらしい堀内はそのままパタンとその場へ倒れた。
「え、え?大丈夫?」
「うん、大丈夫。ただ桐島がずっと静かだったから失敗したかと思っちゃったじゃない」
いや、こっちが吃驚したよ、今は。