珍・赤ずきんちゃん
狼男:赤ずきんだけはだと!?赤ずきんを食べるためにココまで来たんだぞ!?


狼男の周りには、よだれを垂らした狼たちがいる。


狼男:おうおう。待ってろ。もう少しで肉が食えるぞ

バーさん:じゃあ、わしから食べてくれっ!!

狼男:ふざけるなっ!!

バーさん:ふざけてなんかないっ!!わしの肉の方がおいしいぞ〜っ・・・ほれ。ほれ。


バーさんが自分の手の甲の体皮をつまんでみせる。


狼男:ウソつけっ!!貴様の肉は硬くてまずいっ!!どうあがいても無駄だ・・・「赤ずきんちゃん」の話上赤ずきんは食べられる運命にあるのだっ!!

バーさん:おお・・・神よ・・・狼男を倒して、我々を救いたまえ・・・

狼男:シャレてんのかまぁいい・・・それでは、いっただっきま〜すっ!!


狼男が口を大きく開ける。キラリと光る上下の歯が、よだれの糸をひく・・・


ハゲ:あたしがかわいいからって・・・それ以上顔を近づけないでよ(オイ)・・・この変態狼男がっ・・・


赤ずきんビームっ!!(ばびゅーん!!)


狼男:んな、なにーっ!!?(がび〜ん!!)そんなの聞いてな〜いっ!!


ハゲの手の平から出たビームが狼男を空の彼方へと吹き飛ばした。
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