この想い届け
*テスト



「ここはテストに出るから、よく復習しておくように」


先生が言った後、タイミングよくチャイムが鳴る。



今日の授業はこれで終わり。


帰ってから何しようかなぁ~


そんなことを考えながら、帰りの準備をする。


前の席の大地くんは、
机の上に顔を伏せたまま熟睡中。


テスト大丈夫なのかなぁ・・・?





*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*




帰りのHRが終わったにもかかわらず、
大地くんは爆睡中。


今教室にいるのは、
先生と大地くんと今日日直になったあたし。


日誌が書き終わってないことに気づき、
今頑張って書いてるところだ。


「おーい、佐藤。
 もう学校終わりだぞー。
 早く起きろっ!!」


そう言って肩を揺するが起きない。


「佐藤!! 起きろ!!!」


「・・・ふぁぁぁぁ・・・
 石ちゃんおはよ」


後ろから大地くんが背伸びをするところを見る。


あぁ・・・

かっこいいなぁ・・・



「おはよ、じゃないだろ。
 お前今日の授業ちゃんと聞いてたか?
 テストにでるところ言ってたんだぞ」


「まじっすかー
 なんか石ちゃんの授業、眠くなるんだよなぁ」


石ちゃんとはうちのクラスの担任、

石垣 彰先生のこと。

石ちゃん、石ちゃん、と生徒から呼ばれ
意外と人気な先生だったり(笑


生徒の気持ちをちゃんと理解してくれるいい先生。







・・・・・・だと思っていたのに。


この後石ちゃんは、

すごいことを言い出した。





< 7 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop