ブラックホール〜俺様最強キング〜Ⅱ
ヒロさんがおれのおでこにチャカを押し当てて引き金を引いた。





「侠也、すまんな」





ヒロさんにそう言われて俺はまぶたを閉じた。





「もういい!!お兄ちゃんもういいよ。どうせ殺す気ないんでしょ?」


「あ?殺す気はあるぞ」


「嘘つき!」


「嘘じゃねぇぞ。お前を泣かせただけで十分すぎる理由だからな」


「馬鹿!侠也も馬鹿よ。反抗すればいいのにおとなしく目なんか閉じちゃって」







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