魔界代表と天使の子っ!!
ふわっと風が入ってきて...


「リム..いえ、天使の子。 只今お迎えに参りました。」


電話の声と同じ...若い、女の人の声が聞こえた。


「おかっ....」



顔をあげてみてみると、



少し、、少しだけ。



1回だけ、見た事のある顔だった。



綺麗な青い髪は一つに束ねてて。



透き通った白い肌はモデルさんにいそうな感じで...


目も青くて人..何か普通の人じゃない感じがする。



かといってハーフっぽいわけじゃなくて、



日本人にカラコンを入れた感じ...



でも、でもね。



日本人でも外国人でも、



人間でもない感じがする。



そう...もう、人間じゃない―――


「ちょっと我慢してくださいね」

えっ...?


「う、ぁ...あぃぅううう...いいたっ...んん...」


頭が割れるように痛い。


何かに押しつぶされるような感じがする。



ダメだ...気を失っちゃう...なんだろう...
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