『約束』、
そしてそれから、

大山含めて私達3人は

どうでもいい話をずっとした。

「何話してるんだよ?奏。」

またもや背後から、

人が現れる。

それが谷口尚樹だった。

「それがよーハッハ!こいつら面白いんだぜ?アッハッハ!不良のくせして待ち合わせとか五分前行動だってよぉー!ヒー!」

大笑いしながら

大山奏はさっきの会話を

谷口に言う。

「へぇ~。やっぱ不良向いてないんじゃない?」

「やっぱ?やっぱって何よ」

私はイラッとして

言ってしまった。

麻奈も負けじと言い返す。

「人に向き不向きなんてあるのかよ。」

谷口は驚きで

半分笑いの様子で話す。

「向いてるなんて自分自身が決める事だ。」

「何それ?」

私は即答で答えた。

「つまり…んーほら、よくあんじゃん!最高って思える時間っつーのは後から最低って思っちまうようなこと。やっぱそれって、その時しか感じてないって事だから、今を広い視野で見ないとつまんない感じ。なんつーかさ、まぁ最高か最低かそんなんまとめて最後に決めた方がいいって事!」

「よく分かんない。アンタの説明。」

麻奈は考えて聞いていたらしいが、

麻奈でさえも意味が

分かっていなかった様子だ。

「要するに…お前ら、今が楽しいって思えるか?」

「…。」
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