《完》流されオンナ流、幸せの見つけ方
「あ、ううん……。

駅までってゆーか、ここが
どこかもわかんない……」





「え、ウソ?

昨日言ったじゃん」





「ゴメン……覚えてなくて」




小さい声で言うと、
ルイくんは目をパチパチさせて、




「もしかして、なんにも?」



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