619
「・・・なにか僕に用事でも?」

「いやなに」コワルスキーはニヤニヤと笑いながら、「ちょっと休憩時間に散歩に来ただけだよ。世間話でも、さ」と馴れ馴れしくトモヤの隣に腰を下ろした。

「早く、ケイティー先生を殺害した犯人を逮捕してください」

「ああ。ところで、その本に、619って技は出てくるかい?」
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