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外灯だけが頼りの薄暗い墓地に到着したフィオナとトモヤは、ケイティー先生の墓標の前にいった。

まだ新しいだけに、白い十字架がより生々しく、二人の目に映った。

「・・・ケイティー先生」

トモヤはその場に泣き崩れた。
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