年上王子様とのアリエナイ××①


「あなたからのメールであのお方は多忙の中でも頑張れたんですよ」


そんな..

「あたしなんか我儘ばかりで、何も役に立ってないし」

「いえ、傍にいるだけでいいんですよ。それがあの方の力になったんです」



あたしがいる事で

本当にあの人の役に立ってるのかな。


だって実際ご飯も洗濯物も、自分の事しかしてない。


これじゃあ奥さんなんて言えないよ..


「着きましたよ」


気が付くと今まで見たことのない高さの建物が視界に入った。


まさか..

「ここ..ですか?」


あたしの質問に

「そうです」


あっさりと答えてしまう。


「さぁ下りて下さい」

下りて下さいって言われても..

「あの、あたし制服ですよ?」

「分かっております。ですがあまり時間もありませんので」

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