キミシダイ
30分後、奴は私の鞄と自分の荷物を持ってやって来た
「よし、帰るぞ♪」
「は?あんた車でしょ?」
「ん…だから車で帰るぞ♪月チャン、そのガッタガタの髪型で歩いて帰る気?」
奴に言われて言葉を詰まらせてしまう自分が悲しい…
奴について教室を出て靴に履き替えて、奴の車に乗り込む…
お父さんの車以外に乗るのは初めてで、何だか緊張した
「美容院、適当に予約しといたから」
「は?あんた何勝手に…」