叶わなくても
詩織は、女の子だし絵文字。

叶斗は、必要な要件だけ。

「いいって」

「やった!!」

めちゃくちゃ可愛い顔で言う詩織。

やっぱり、恋をする女の子は可愛いなぁ・・・

「じゃあ、俺らは羽衣の家で二人きりラブラブしちゃう?」

「っ\\\」

「ごめん 邪魔しちゃ悪いけど、いきなり二人きりは無理」

「良かった」

「ちぇっ っていうか、何で良かったの?」
 
「だって、恥ずかしいよ・・・」

「可愛い」

「もう~~」

「・・・」

「こほん」

あたし達は、詩織が居るのも忘れてイチャイチャしてしまった・・・

・・・・・・

詩織は、今好きな人が出来たばっかなのに・・・

「あたし、聖也と羽衣みたいなカップルになる!!」

でも、元気よく言ってくれた詩織に安心した。

あっと、言う間に叶斗の家の前。

「緊張するよぉ~」

「大丈夫だって!」

「そうだよ 俺たちも居るし」

「だよね・・・」

「うん」



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