軽薄男に鉛弾を【新☆パラレル・ワールド企画作品】
「いやいや深さん…あたしが、そんな事すらすら言えるのは、じいちゃんの遊び心を知っとぉけん」

果たして怜のじいさんの遊び心とは?

「第11師団っての自体が四国の部隊で、師団を構成する二つの旅団の片方の所在地が松山って事でうちの名字と同じっていう…」

怜が、そんな説明をしてたら…

"カランコロンカラン"

またもや店に客がやって来た。

「何か…今日は珍しく客が多いな…って昨日の女かい」

放心状態の純一郎の面倒見てた深は、そんな怜のセリフに素早く反応した。
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