パラレル・ワールド~君と僕の命の起源
僕の現在の彼女的存在である望月風花は、小柄で色白で童顔、染めっけなしの黒髪を長く伸ばした、見た目控えめな可愛い女性です。
僕の姉蓮とは、正反対の女性に見えました。
それが彼女に惹かれた馴れ初め。
それが……
彼女、脱いだらすごいんです。
最初に身体を重ねたのは、確か、付き合ってから半年も経った頃だったでしょうか。
僕らにしてみたら、まあ、少し遅いくらいのそんな恋愛の展開でした。
それが……
それまでは、唇を重ねることさえ恥ずかしがって頬を赤らめていた彼女が、一度服を脱いだら人が変わったのです。
ある意味、期待を裏切る奔放な大胆さ。
そのギャップに僕は彼女に、いや彼女の身体に溺れています。