恋と狼と陸上と…
「今日はありがとうございました」


ヘルメットを取って、圭吾さんに渡した。


あ…そう言えばこのヘルメットどうしたんだろう?


そう思ったけど、聞けなかった。


「早く寝ろよ」


圭吾さんはヘルメットを取らずに言った。


「はい、さようなら」


私はお辞儀をしてエントランスに走りだした。


そして、入る直前、振り返り手を振ると、圭吾さんはエンジンをかけ、2回アクセルを吹かし走り出した。


私はバイクが見えなくなるまで見送った。


また、雲が空を包んだようで今夜は星が1つも見えなかった。
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