恋と狼と陸上と…
この季節が私は大好きだ。『なつはよる』って清少納言は言ったけど、私は、この初夏の夕方と夜の狭間の宵の空が好き。


深い紺色の空。夜の闇がやってくる前に優しく包んでくれる紺色の空。寒くもなく、暑くもないさっらとした風も心地いい。



もうどの部も部活が終わっていて、学校はしんとしていた。


私は夜空を見ながら、駅までの道を歩いた。でも私は急にのどが渇いて仕方がなくなってきた。部活の後から水分を取っていなかったのと、乾燥した風が喉の水分まで奪って行ったようだった。


私はコンビニに寄ることにした。学校から駅の間にはコンビニが3軒ある。


学校に一番近いコンビニはいつもうちの学校の子がいっぱいいて、混んでいる。駅に一番近いコンビニは、立地上いつも人がいっぱいいる。だから私はいつもこの真ん中のコンビニを利用する。


コンビニと言うけど、チェーン店ではなく、小さくて品揃えも悪い。でも看板にコンビニと書いてあるから、私はコンビニと呼んであげている。

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