愛しくて 苦しくて
「江口」




俺は優しく江口の名を呼ぶ。




「はい」




俺と会話するのも慣れてくれたのだろうか。




緊張したようすがは伺えない。




むしろ、安心しているようだった。




安心して、可愛い顔。




可愛すぎる。




つい、顔に手を伸ばそうとする。




「どうしました?栗岩くん?」




…やべっ。




俺、今なにしようと…?




やべー。




…。
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