愛しくて 苦しくて
「実は私ね…風の彼女なんだ」




私は、もう何も考えられなかった。




体が、固まったようで動かない。




『風の彼女なんだ』




頭の中で何回もリピートされる。




ぐるぐる回る。




一番聞きたくなかった言葉。




嘘よ。




嘘。




これは夢。



私は、まぶたを閉じる。
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