愛しくて 苦しくて
「…先輩」




「ん?」




鈴木先輩の顔に少し力が入った。




「分かっている癖に知らない振りしてくれるんですね」




私の言葉に鈴木先輩は凄く驚いていた。




「あぁ、麻衣ちゃんの事は悲しませたくないからね」



そうやって、微笑む鈴木先輩。




もう、その微笑みを愛しいとは思えない。




大好きとは…思えなくなってしまった…。
< 222 / 267 >

この作品をシェア

pagetop