愛しくて 苦しくて
「栗岩くん」




校門前に居る栗岩くんに話しかける。




「よう」




「こんにちは」




優しい雰囲気の栗岩くん。




「じゃ、帰ろうぜ、俺送っていくよ」




…『うん、じゃぁ、俺送るよ』…。




鈴木先輩の言葉がよみがえる。




あの時は、この言葉が物凄く嬉しくて愛しかった。




今は、どうも思えない。




こうして、栗岩くんにいわれても嬉しくない。
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