愛しくて 苦しくて
―ぎゅ―




沈黙中に栗岩くんは私の手を握ってきた。




私は、それを振りほどこうとは思わない。




栗岩くんの体温が感じられるが…。




なんだか、泣きそうになる。





人の温もりが感じられて安心したのだろうか。




私も栗岩くんの手を強く握る。
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