愛しくて 苦しくて
「麻衣ちゃん、そろそろ戻らないと・・・、授業中だろ?」




あぁ、授業中だった。すっかり忘れていた。




鈴木先輩に会えた事が嬉しすぎて。




私は鈴木先輩に一礼して、コート内に戻った。




試合は、もう既に終わっていた。




良かった。




これで、今日は無事に体育を終わらせられる。




「ありがとうございました」




終わりのあいさつをすませ、教室へと足を運ぶ。




さっきまで、鈴木先輩が居た所を見る。




あぁ、今日は会えて嬉しかった。




凄く嬉しかった。




会えた事、それだけれ胸が一杯になった。





まして、話すなんて最高の日だ。




私は3年生の校舎を見つめ歩いていた。
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