翼に甘くキスをして
文月は雲霧の、山鳥兜
--------‥

----‥



美しい輝きを放つ花。



『っく、ひっく‥おかあさん‥』



自らが美しすぎるあまりに、孤高で、他の人間が大嫌い。



『今日からあなたは此処で暮らすのよ』



その言葉は惑わせる。
まるで雲か霧のように。



『ここからでてはいけないの?』



毒牙は確実に狙っていた。その、感謝も、大望をも。



『出ることは許しません』



同じ色の花なのに。
その言葉は対照的で。



『おそとにでたいよぅ‥』



あまりにも美しすぎる花は、可愛らしいそれを閉じ込めた。


それは……


太陽から、限りなく遠ざけるために。






文月は雲霧のトリカブト。



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