ひとりぼっち
「……明日、奴に聞いてみよう。それまで我慢出来ないか?」

「む、無理…」

「じゃあなるべく離れたところでしてくれ。おやすみ」

「あ、ああ…」

この冷たい淡々とした会話の中に友情なんてものはあるのだろうか。

雷斗は仕方なく部屋の端で用を足した。

部屋に香る尿の匂いに恥ずかしさを堪えながら雷斗は目を閉じる。

小さく誰かの舌打ちがした気がするが、きっと気のせいだ…そう考え雷斗は震える体を抱きしめて眠った。






そんな一日目。



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