闇の貴公子に偽りの愛を
「早かったね。エドガー。……っシルヴィア…!」
悪魔は驚きを隠せない。
「あら、お久しぶりね?ロジェンス。お元気そうで良かったわ。」
アディナは不適な笑みを浮かべた。
「アディナ…悪魔と知り合いなのか…?」
「エドガー……ごめんなさい。悪魔は私の夫よ。」
「アディナ……」
エドガーはアディナに手を伸ばす。
「エドガー。貴方に命は返すわ。その代わり私に近づかないと約束して」
アディナは複雑な表情を浮かべ、エドガーの手を振り払った。
「シルヴィア、今までエドガーの花嫁をしていたのか?」
「そうよ。なに?嫉妬でもしているの?」
アディナは悪魔…ロジェンスを挑発する。
「シルヴィア・ディレイ・ロナ・ポワール!!お前は俺に殺されたいのか!!」