アネモネの花束を君に



ふふ、ふん〜ふふ、ふ〜ん
鼻歌口ずさみながら、私はれーくんへのとあるサプライズを作っていた。



――出来た!
よし。

―ガラ


「さくちゃん〜いい加減寝なさい!」

「ヒッ………」

そこには、般若の面を二つ背後に出していたゆきさんがいた。
< 56 / 99 >

この作品をシェア

pagetop