アネモネの花束を君に

〜2〜





午前の授業が終わり、私達は食堂のあるテーブルにいた。




――――――ドン


「ジュディー、コレはどういうことなの!?」


私は手紙を机にたたき付けた。


「コレはね…………」



「コレは……?」


「………………」


あれ……キャシーが肘ついてきてる。



もう一度見てみると………ジュディーの顔がだんだん青ざめてきているような………




何かあったのか!?



そう思って後ろを見て見れば…そこには黒い黒い笑顔をした真白がいた。



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