隠せない気持ち【新☆パラレル・ワールド企画作品】
手当たり次第に倒れてる人をひっくり返すが…深は居ない。

血の気が引いて真っ青な流は

「深…お前…」

一瞬、深の遺体が木っ端微塵に四散した事を覚悟する。

「そんな筈は無い」

無理矢理そんな思いを振り払い捜索を再開した流の前に見覚えのある人を発見

小さく長い髪のそれは、流を惑わせた悪魔の存在

そう『私、脱いだらすごいのよ』の風花だった。

「こいつ…風花か?」

風花の着ていた服は爆風で、ほぼ全部吹き飛ばされ全裸一歩手前といったところ…

「こいつをひっくり返せば…俺を悩ませてた疑惑が解決する…」

恐るべし風花マジック

この千載一遇のチャンスは、消滅したと思われていた流への洗脳を蘇らせた。

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